◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 腸内洗浄でデトックスの会 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
今話題の腸内洗浄
☆宿便が出た
☆二日酔いがしなくなった
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☆体臭がしなくなった
☆便秘が解消した……など
これは本当のことなのか？
花粉症で、最近太り気味で、メタボリックシンドローム予備軍の私が実際
に試してみることに…。
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■ □ あるある報道に思う3 □ ■
前回のつづき
次の(2)他の栄養分が吸収されるのを阻害する場合ですが、
これは(1)でふれた食物繊維なんかも栄養の吸収を阻害しますし、キチンや
キトサンといわれるものも油分を包み込み、体内に吸収されるのを防ぐと言
われています。
私は以前、コップに水と植物油を入れたものを作り、そこにこのキチン・キト
サンの粉を入れてスプーンでかき回したことがあります。
すると、確かに油分はこの粉に吸いついて固まり、コップの底に沈んでしま
いました。
体内で同じことが必ずしも起こっているとは言えないでしょうが、参考となる
実験でした。
キトサンはグルコサミンという糖が結合して出来ていて、水に溶けているタン
パク質とかの高分子物質をくっつけて凝集剤として用いられます。
そのため、あまり大量に摂ったりすると必要なタンパク質や油に含まれる親
油性のビタミン(A,E,D)の吸収までもが阻害されてしまう可能性が考えられます。
次に(3)のエネルギー代謝をよくし、カロリーを消費するですが、巷でよく言わ
れて代表的なのが
カプサイシンというトウガラシに含まれる辛みの成分です。
カプサイシンは脳にアドレナリンの分泌を促し、発汗させる作用があるそうです。
しかし、刺激がありすぎるので、あまり大量に摂取すると胃や腸に負担がかか
るのでは？
と考えてしまいます。
キムチなどトウガラシをしょっちゅう食べている韓国の人はやせている人もいる
けど太っている人もいるのでどうなんでしょうかねぇ…。
さらに今よく言われているコエンザイムQ10というのは、細胞内の
ミトコンドリアと
言うところで行われるエネルギーの生産がスムーズに行われるようにする補酵素です。
つまり、
ATP → ADP ＋ エネルギー
という反応を助けるというものです。
このCoQ10は年をとるにつれて減少していくそうで健康食品として売られています。
私的にはこのCoQ10を摂るのでしたら、ついでに
ビタミンBを摂っておけばいいと
思っています。
というのもCoQ10だけ摂っているとATPがどんどんなくなってしまうので、ATPを
生産しなければならず、それを助けるためにビタミンBが必要となるからです。
（ビタミンBはブドウ糖や脂肪を代謝してエネルギー＝ATPを作るときに必要とな
る補酵素です）
以上のことから、実際に食べてやせる、あるいは飲んでやせるというのはそう次々
とあるものとは考えられませんが、日頃の生活の中で時にはこんにゃく製品やゆ
で野菜を食べて満腹感を出すとか、リンゴジュースやオレンジジュースを作った
ときにはその絞ったカス（食物繊維）も食べてしまうとか、料理を調理するときには
一味や鷹の爪を入れてみるとかして工夫してみるとちょっとは結果が出るのかもし
れませんね。
（前回読まなかった方への参考）
食べてやせるためには
①食べても栄養分として吸収されずに排出される場合
（こんにゃくとか食物繊維とか）
②他の栄養分が吸収されるのを阻害する場合
（食物繊維、キチン・キトサン、ペクチンとか）
③エネルギーの燃焼を良くしてカロリーを消費するもの
（カプサイシンとかコエンザイムQ、ビタミンB類）
が考えられます。
という文章の続きでした。
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